滞在3日目。
2019年のメキシコシティマラソン。
今年からSTARTとGOAL地点が真逆になったそうです。
Estadio Olímpico Universitario(オリンピックスタジオ)まで行きます。
皆同じことを考えていますので、TAXIやUberでごった返しています。
私のそのうちのひとり。
当たり前ですが日本語が聞こえてくることはありません。
荷物預けとか結構手間取ってパニック気味ですが、コレもまた修行というか勉強です。
日の出は7時過ぎなのでスタート地点に着いた6:30くらいは漆黒の闇の中。
誰かに聞きたいけれど英語も通じない。
仕方なく人の流れについていく。
昨晩に買っておいた朝飯を食べておく。
でも途中でトイレを考えたらあまり食べられなくなるので、半分くらいは残してしまった。
エリートランナーは7:00にSTART。
一般ランナーは7:50になります。
徐々に夜が明けてきました。
寒かったですが、人の熱気と太陽の光で暑くなってきました。
国歌が流れ(サッパリ分かりませんが・・・)皆と一緒に騒いでみる(^^)/
ざっと30000人くらいでしょうか、東京マラソンと同じくらいです。
メキシコチックにアフロも染めて42.195kmを走ってきます。
満足に走ることができたのは、ハーフの手前18~9㎞地点まで。
空港到着したときから頭痛がなかなか抜けなくて・・・。
いわゆる高山病ってやつですね。
なんとかロキソニンが効いて今朝は大丈夫かな?と思いましたが。
倦怠感、腹部膨満感、嘔吐なんかの症状が出てきます。
数百㍍おきに走って歩いてのくり返しです。
標高2240㍍を舐めていました(T-T)
音楽聴いたり、周りの景色で紛らわせていたのですが、中米ラテンの国民性なのか、とても賑やか。
国旗アフロやメキシコ柄Tシャツ着て走る私を絡んできます。
というかイジってくる?
私設エイドのお姉さんがコレでも飲めよ!的な感じで勧めてきたのが「テキーラ」です。
ちょうど喉が渇いていたのですが、辛いそして暑い。
口をつけるまで分からなかった。
そうなるとランナーズハイを通り越しています。
ぶっ倒れそうでしたが、両手を高く上げて拍手喝采する私。
すると周辺のラテ~ン一族が「oh~~▲※★□◆×●など」何を言っているか分からず握手をしてくる。
もうサッパリ分からずですが何か楽しい。
後半はそんな訳の分からない連中が声をかけてそれに応える私がいました。
もう歩いてもなんでもゴールできればいいや・・・完走メダルがもらえればいいやとただ前の人を追いかけることを考えることに。
ちなみに制限時間は9時間だそうです。
首都の主要道路を長時間ストップさせて申し訳ないです。
自分でも分かるんですが、もう千鳥足です。
RESCUEのようなビブスきたひとが声をかけてくるのですが、サッパリ当方は理解できません。
「こいつ、ヤバいんじゃない?どうする?」みたいな会話がなんとなく分かります。
なので収拾されないようにマジメモードで頭が痛いのをガマンしながら走ります。
最後にこんな輩まで絡んできます。
この冠り物でフルマラソン?
スゴいわ・・・。
ゴールは外国人観光客がたくさん集まるソカロ地区。
とにかくひとが多く、そしてどこに行ったら良いかも分からない。
横になりたいのになれないツラさ。
ここがゴールなんて、やっぱり失敗じゃないの?って感じです。
メキシコの街は好きですが、ここでのフルマラソンはもういいですわ。
でもとても楽しかったです。
ズッシリと重かったメダル。
欲を言えばFINISHERタオルとかTシャツとか貰えたらもっと嬉しかったかも。