これから,よちよちと歩きを始めようとする赤ちゃんの試行回数・・・エグいですね。
朝一で肘の脱臼整復した赤ちゃんを見てふと感じました。
転んでも,転んでも,何度でも自分で歩こうとチャレンジしまくります。
一度や二度くらい転んだって「歩くのやめよう」とはなりません。
この試行回数の多さによって,赤ちゃんは歩くことをとてつもない短期間で習得していきます。
以下,ポール・マクレディの話です。
1959年イギリスで鳥人間コンテスト(のような)大会が開かれました。
人力で空を飛ぶ飛行機を作れたら,賞金5万ポンドという大会です。
とてつもない実業家が賞金を用意していたので,今の価値でいうと2億円を優に超える金額です。
この賞金を目当てに,世界中から猛者が集まってきました。

にも関わらず,17年以上も優秀なチームがこのゴールに挫折し続けていました。
そこに登場したのがポール・マクレディです。
彼が取った戦略は
修理と再設計をとにかく素早くやる
ことでした。
他のチームが,装飾にこだわったり,エレガントな期待を用意する中,ポールはみすぼらしい機体でシコタマ失敗を繰り返しています。
通常は機体墜落から再設計するのに半年かかっていたところ,ポールはたった3ヶ月で222回も試行回数を稼いでいたのです。
当然に圧倒的に修正回数を重ねることができるので,ポールの機体はどんどん人力飛行の夢に近づいていきました。
彼の素晴らしさは,飛行技術そのものではなく,試行回数を繰り返すというアプローチの仕方にあります。
デザインや体裁にこだわって何かを作ろうとすると,無駄に時間がかかってしまうので試行回数を稼げません。
私たちの仕事にもまさに当てはまります。
ダサくてもいいから,兎に角やってみる。
ダメなところを見つけてサッサと修正する。
このアプローチの仕方が,どんな業界でも成果を手に入れるのに適してるのだな・・・と思って止みません。








