いきなりですが、小学生のときは国語の時間に限らず「作文」書きませんでしたか?
今でこそ自分は文章を書くことを一部仕事にしていますが、作文は苦手でした。
皆が作文の授業中にどんどん書き上げて提出していく中で自分だけ、題名と名前だけ書いて1文字も書けないことも多々ありました。
振り返れば作文の邪魔をした原因がわかります。
あの「原稿用紙」です。
小学校でも中学校でも作文を書く時に、マス目で区切られたきれいな原稿用紙を渡されますが「1文字1文字大切に書きなさい!」感が強くて、うまく書けませんでした。
もし当時、パソコンやスマホが使えていて、気軽に文字を打ち込むことができたら、あんなにも作文に苦戦することはなかったと思います。
小学生の自分が作文で苦戦したように、キレイにやろうとしたり完璧を目指そうとすると本当に遅くなります。
思いついたアイデアを自分しか読めない字で書いては、話がまとまらなくてもいいからチラシの裏とかに、とにかく考えてることを書く。
その後、それを見ながら原稿用紙に書き出していけば、3時間かかってた作文を30分で終わらせることもできたと思います。
因みにですが、パソコンで多くのライターが使ってるテクニックで「画面を隠して打つ」という方法があります。
パソコンでも誤字や誤変換が目に入ってしまうと、反射的にそれを修正しようとしてバックスペースを押してしまいます。
なので、最初から完璧な文章を書こうとすると、多くの時間がかかってしまいます。
だから、画面を見ないでとにかく書き出す。
誤字脱字なんて無視‼…というか画面隠してるから気づけない。
勢いに乗って、そのまま書き上げる。
それが終わってから、誤字脱字や変な表現を編集します。
こんな感じですと、ビックリするくらい早く文章作成が終わります。
作文だけに限らず「完璧にやろう」とする気持ちは恐ろしくブレーキになります。
だから、完璧より完了を目指す!
どんなことでも、完璧にするよりもまずは完了させる…という気持ちで取り組むことが大事です。
完璧にしようとして何も手をつけなかったら、0点が決定します。
30点でもいいから完了させた方が、何もしないで0点のままよりもず~っと良いと思いません?