今回初めて長編映画を監督した「斎藤工」の作品。
いまや売れっ子俳優ですが、短編映画やドキュメンタリー、そしてミュージックビデオなんかも手掛けた実勢があるそうで、映像監督としては今回が7作目です。
それに加え写真家としても才能があり、CDのジャケット、オフィシャルスチールなんかも手掛るなど、多彩な活動を続けていますが、いったいいつ寝ているんだろう?
映画は70分と短いのですが、グッと凝縮されてシンプル且つ涙が出てくる作品でした。
どんなにクソッタレな父親でも、結局は自分のオヤジ。
良い具合のたくさんの行間があるため、主人公の思いが汲み取れます。
そして余韻に浸らしてくれます。
上映館は少ないですがオススメです。