注目されたり目をかけられることによって、その期待に応えたいという思いから高いパフォーマンスを発揮するようになるという現象を指します。
社会的促進とも言われています。
他人が見ているときの方がよりパフォーマンスが高くなることです。。
例えば、自転車競技の選手はタイムを目標にして走ってもらうよりも、選手同士で競い合った方がより速く走ることができて、多くのアスリートは観客がいた方がよいプレーをします。
スポーツに限らず、頭脳労働でも他人に見られている方がパフォーマンスは向上します。
しかも、これは人間だけでなく動物にもあてはまることがわかっています。
ネズミを迷路に入れると、窓の向こうに別のネズミを配置して見られている状態をつくると、より迅速に走って迷路を抜けることができます。
観察者の存在というのは人を覚醒させる効果があるということ。
家ではなく、カフェで勉強や仕事をするのを好む人は多いですが、これはこの「社会的促進」による覚醒効果を直感で理解してるからです。
そして興味深いのは、この効果は生身の人間じゃなくても得られることがあるという。
大切な人の写真をデスクに貼ったり「目」の写真を貼るだけでもこの覚醒効果が得られることがわかっています。
もし、普段の仕事でもっとパフォーマンスを上げたいと思ったら、家族や尊敬する人の写真を机にかざるだけでもあなたの集中力は上がるかもしれません、多分( ^_^)
ちょっと試してみてくださいな。