オレを憎め!オマエなんか大嫌いだ

オレを憎め!オマエなんか大嫌いだ!

感情粒度

感情の粒度とは、例えばなにか嫌なことがあったときに、自分の感情を的確に表現できるかどうか?というもの。

この感情の粒度が低い人は、嫌なことがあったら全て「イライラする」「ムカつく」と限られた単語で大雑把に自分の感情を表現してしまいます。

それに対して、感情の粒度が高い人は「悲しみの混ざった怒り」とか「焦りに掻き立てられた怒り」とか「期待の裏に潜んだイラ立ち」など…より具体的に自分の感情を表現することができます。

感情の粒度が高い人というのは、セルフコントロールがうまく、気分の落ち込みからの立ち直りも早く病気にもかかりにくい、ということがジョージ・メイソン大学の研究によって実証されています。

なぜかというと、自分の感情を詳しく表現できると、脳が対処法を見つけやすくなるからだと。

「ムカつく」だけだと大雑把すぎて、脳は何をすればいいのか分からない。
でも、「締切に間に合うように仕事しなくちゃなのに、周りがうるさくて集中できないことによって、焦りとともにイライラが募っている」と、自分の状況や感情を細かく説明することができたら、それならば静かな場所に移ろう!耳栓を買ってこよう!など対処法を見つけることができるようになる。

ただ、「ムカつく」と思ってるだけだと、イライラ貧乏ゆすりをしながら過ごすだけで何の解決にもならないです。

因みに、自分の感情を詳しく表現できるようになるには音楽の歌詞や、小説を読むことが良いらしい。
確かに歌詞や小説は、感情表現めちゃくちゃ豊かですね。