オレを憎め!オマエなんか大嫌いだ

オレを憎め!オマエなんか大嫌いだ!

下関海響マラソン

2年前の鳥取県以来の中国地方でのマラソン大会です。
「しものせきかいきょう」と打ち込むと下関海峡と候補が出てきますが、海に響くが正式名称です。

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小倉駅から県を跨ぎますが下関駅まで約20分で着きます。
一緒に行ってくれる福岡県在住のランナーの坂本さん。
「お父さん」と呼ぶこの方と昨晩食事したのですが、兎に角酒豪で同じペースで付き合うことは私には到底できません。
そして年齢を感じさせない走りをするので、とても尊敬しています。当然に私は走りでもついていけません。

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駅からは歩いて10分くらいに会場があります。
約10000人のランナーが走ります。
体育館および屋根付きに駐車場が荷物置き兼更衣室となります。
前者は既にいっぱいであり、後者の2階まで上がっていきます。
今日はサムライをイメージして走ります。
頭髪はカツラですが、走るととても邪魔であるため急遽、ボランティアのお姉ちゃんにヘアゴムがあれば譲ってくれないかと頼んで快く戴きました。
下関は”フグ”が有名ですので、それの冠り物をまとったランナーも多かったです。

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大まかなコースは2箇所の折り返しを帰ってくるコース。
前半はフラットですので、途中に歩くことなく走りましたが本当に全く練習をサボっていたのでタイムは散々です。
後半に約1キロの登り坂トンネルを抜けていくと、もう集中力が途切れてきました。
ココ東北とは10℃以上も気温が異なり、道路の温度計は25℃を指しています。
今日は特別に暑かったのかもしれません。
チラホラと25キロあたりから歩く人が増えてきました。

私もしんどかったですが、関門時刻が気になり最低でも収容時刻の20~30分前には通っておかないとという焦りを感じ始めるほどになっていますので、給水所以外では早歩きぐらいですが止まらないようにしました。

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それでも結構離されたりして、折り返してくるランナーに対して焦りも出てきます。

但し、景色は最高に良かったです。
それを楽しめない自分は自業自得ですがガッカリ。
声援はとても多く、やっぱり励みになります。
だから歩いている姿は仮装していたらやっぱり恥ずかしいので、少しだけ頑張り続けます。

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よくマラソンの壁という言葉を聞きます。
だいたい35キロあたりと多くの人は言っています。
ただ私は壁だらけで、特に30~35キロあたりは本当にツラく、歩いたり走ったりの連続。
そのくせにやたらと水分を摂るので、走る度に胃の中の水がタプン・タプンというのが分かります。
ここが一番の苦しいときです。
ここ最近の傾向としては、35キロ過ぎたあたりから復活して著しい登板でなければゴールまで止まらず走ることになっています。

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だいたい40キロ手前になると写真のようにほとんど歩いています。
それを颯爽と抜くことが結構気持ち良かったりします。

ただココからの2.195キロがとても長く感じます。
早くゴールしたい気持ちと反対に足が本当に重くなっているので、いかに自分に負けないかが必要となります。
私ぐらいの遅いペースですと周りは9割は歩いています。それに併せて自分もとなると格好悪いし、最後くらい両手広げてゴールしたいです。

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完走証と完走メダル、そしてフィニッシャータオルもゴール時に戴きます。

特別賞としてフェイスタオルとネックウオーマーも頂戴しました。
なんか余計なところで運を使っているような・・・。
それでもタオル&メダルというのはいいですね。
ちなみに事前配送で参加賞としての記念Tシャツもりますので、コスパは最高だと思います。
こんだけ揃った東北地方のマラソン大会はまずありませんので、取り入れて欲しいところです。
コースは厳しいですがオススメの大会です。