術前検査に行きました。
しかし円錐角膜の疑いと診断され、1ヶ月後に再検査となりました。
円錐角膜とはその名の通り、角膜が円錐状になっていく病気です。
角膜が薄くなり、中心部が突出する為、物が重なって見えたり、眩しく感じたりする事があります。
角膜に起こる非炎症性変性疾患で、発症率は診断技術の向上により、1000人に1人や2000人に1人とも言われています。
原因は今のところ不明ですが、遺伝やアトピー、眼を擦ること、コンタクト装用なども関係していると疑われています。
片眼だけの発症例はあまり多くなく、もう片眼の症状が軽度で、臨床的に見つからないだけという場合も多々あります。
若年層の発症が多く、10代～20代が最も重くなり、その後は進行が徐々に治まっていくケースが一般的です。
ただ個人差もあり、何年も安定を保つ症例もあれば、急激に進行してしまう場合もあります。
円錐角膜は視覚的な歪みから、裸眼では普段の生活に不便をきたしますが、適切なハードコンタクトレンズの処方により、生活の質を落とすことなく、日常生活を送ることが可能です。
医師によるとハードコンタクトレンズの長期装用によるものかもしれないので、1週間前に変えたばかりだが、ソフトでの装用ないしはメガネでの装用で1ヶ月間、様子をみて再検査しましょうとのこと。
これでも円錐角膜が顕著だったら手術は危険なのでできない、らしいです。
折角の裸眼生活への喜びに「待った！」。
私は少し凹んでいます。
