12月から2月の極寒はガクンと数字が落ちます。
それはそうだ、寒いときにわざわざ外に出る人は少ない。
毎年のことですが、どうしたらよいか不安に陥りますが、結局のところどうすることもできないんですね。
普段できない念入りの掃除や、とにかく本を読むことで時が経つのを待ちます(笑
さて、アメリカでは大学を卒業できる学生って、だいたい半数くらいしかいません。
日本の大学は入るのが難しくアメリカは出るのが難しい、とよく言われます。
アメリカの大学生が中退する理由の一番は「単位を取るのがしんどい」からだそうです。
睡眠時間を削ってでも勉強しないと単位が取れないので、それを4年間続けることに絶望してしまうんです。
なので、アメリカの大学生の中でドロップアウトするのは「1年生」が圧倒的に多いと言われています。
逆に、1年、2年、3年、4年とドロップアウト率は下がっていくんだとか。
なぜなら、ゴールに近づけば近づくほど、自分の努力のインパクトが大きくなるから。
どういうことか?
たとえば、卒業までに単位が100必要だとします。
0→1に単位を増やしたとしても、卒業というゴールの1%を進んだにすぎません。
けれども、99→100に向けて単位を1つ取得する時には、たった1単位が「卒業」を確定する努力になります。
1単位のインパクトが体感的に大きくなります。
なので、人は最初の1歩のインパクトは小さく感じて、ゴールに近いところでの1歩前進のインパクトは大きく感じるという、錯覚を抱くようになっています。
※実際は、どの1歩でも等価値なんだが。
スタンプカードでも、マイレージシステムでも、なんでもそうであり、貯めれば貯めるほど前に進めば進むほど、人のモチベーションというのは強化されるようになっています。
「だからこそ、最初の1歩を頑張ろう」という話。
アメリカの大学生が2年に上がるのが一番困難なのと同様、最初の1歩は一番大変。
でも、その1歩を出して2歩、3歩と前に進めば自分のモチベーションは勝手に強化されていきます。
やればやるほど前に進めば進むほど、やる気は高まります。
冒頭タイトルの通り、やる気がでないときの最良の選択は「やること」
さあ、一歩前へ…と今日も自分に言い聞かせ奮い立たせている。