初トライアスロンです。
場所は秋田県にかほ市。
一般的に水泳1.5㎞/自転車ロードレース40㎞/長距離走10㎞の3種目を、この順番で連続して行う耐久競技を指します。
競技時間やコース設定の運営上、オリンピックでも３種目合計51.5㎞を競う大会が主流です。
SWIMはウエットスーツ着用（水難事故防止のため）義務ですが、当然にコレ着て泳いだことはないので、ぶっつけ本番。
近所の市民プールで距離以上の練習はしましたが、実践にはほとんど役には立ちません。
真っ直ぐ泳いでいるつもりでも、潮の流れや風でズレていたりで軌道修正は随時に必要です。
海も正直キレイではないので（1メートル先は見えません）避けて気をつけてはいますが、他人の足や手がぶつかり行く手を阻みます。
けっこうストレスが貯まります。
ブイが3箇所あるので、三角形（1周750メートル）を描くように泳ぎます。これを2周します。
塩水を飲んだわけではないのに、異常に喉が渇きます。
ウエットスーツのおかげで、浮遊力はあるので泳力には自信なくても何とかなるものです。
陸に上がりウエットスーツを脱ぐのですが、これまた思うように脱げません。
私はもちろんレンタルものですので、つなぎタイプです。
もし次回があるなら、自前でセパレートタイプがオススメです。
ピッチリしているのでなかなか脱げませんから、5分くらいはロスです。
普通でしたら、ココから直ぐに自転車ロードレースに移れるのですが、海岸から自転車トランジットまで約1キロをRUNするローカルルールがこの大会にはあります。
たった1キロ、されど1キロ。
私にとっては後者で、地味に長く感じました。
泳いで直ぐに走るなんて経験はないので、足が思うように前へ出ません。
40キロの自転車コース。
前日のコース下見でだいたいは把握はしていましたが、登板がキツい(T-T)
たぶん私だけかと思いますが、押して歩いています。
平気で10％～15％の坂道表示があります。
抜かれまくって、それでも関門時間には大丈夫と思っていましたが、気づくと自分が最後尾となっていました。
パトカーが追走してきます。
「こちらは最終競技車となります」と赤灯とスピーカーでプレッシャーをかけてきます。
恥ずかしいので、ほぼMAXで漕ぎました。
ちなみにMTBでの出場です。
悪路は強いですが、平坦ではタイヤの接地面が大きいので力がロードバイクの数倍必要です。
だから追いつくわけがありません。
それでも20km/hくらいは出していたと思います。
200～300メートルくらいまでは前のひとに追いつきましたが、とうとう抜けずに最終競技のRUNのところまでやってきました。
残りの力を振り絞って･･･と思いましたがそんな力はどこにもない。
股関節がなんか痛くて、大きなストライドで走れません。
小刻みにチョコチョコと回転数を上げて走る格好です。
ようやくひとりふたりと抜きました。
とりあえずビリにはなりたくないプライドはあったので必死です。
10キロなら50分くらいで走れると思いましたが、そんな甘くはありません。
自転車のあとのRUNはかなりキツい。
それでも歩いているようなひとを目標に抜いていきます。
何とか4時間を切るタイムでゴール。
フルマラソンとはまた違った達成感です。
どちらがキツいかって？
私はフルマラソンの方が･･･と思いましたがどうでしょう。
参加料のこともありますが、たぶん2回目はないです。
良い経験ができました。
小6のボウズも出場しました。
スイム100ｍ ・バイク５Ｋ ・ラン1Ｋの内容です。
宿泊先にて。
当日は雨のため、SWIMが心配されましたが賢明な判断で遂行されました。
前日には食べ放題飲み放題の前夜祭があります。
でも場所柄マイカーがないと来れませんので、ノンアルコールがほしかったところです。
