類は友を呼ぶ「類は友を呼ぶ似かよった傾向をもつ者は自然と集まるものである（広辞苑より）」
本日限定である仮装龍馬の有志たち。
私はアフロ龍馬で参戦。
高知県檮原町で開催された「龍馬脱藩マラソン」。
第4回を迎えますが高知県でもカルスト高原をバックに山奥で行われる大会です。
けっこうのんびりしています。
ゼッケンやチップも事前配送ですのでストレスや混雑もなし。
これから始まる苛酷な旅路をも知らない己はかなり泣きました(T-T)
スタートは9時。
間寛平がゲストなのですが自分的にはあまり笑えない。
アースランニングで有名でしたが、ここ2~3年は走っていないようで5㎞も走れないと言っていました。
あらかじめコースの厳しさは知っていましたが、スタートからもう登り坂の連続です。
絶えず止まらず走っていましたが、15㎞も過ぎたところから己に負けてしまい、早々とWALKINGとなりました。
幸いに暑さとは無縁でしたが、ほとんど平坦な道はなく止めて帰りたくなります。
あと5㎞もすれば折り返しで、帰りは来た道と逆だから少しは楽かな？とも思いましたが。
その前に難所です。
約600メートルの登山道です。
岩も大きくあり、斜面も急勾配。
周囲で走る人は皆無というかできない。
笑ってしまいます(*^O^*)
頂上では「脱藩でーす」とボランティアの高校生がランナーひとりひとりを励まし鼓舞しています。
歴史を勉強した人なら分かると思うが「脱藩」といえば坂本龍馬。
脱藩とは「仕えるべき主君を見限った」という行為であるため、武士の重罪であり、通常は家族にまで累が及ぶほどのこと。
坂本竜馬の姉（栄）は、脱藩すると知っていて彼に刀を与えたと言うので罰を受けたのではなかったかという説もある。
今で言う「亡命」であろう。
愛媛県との県境にて「龍馬」同士で後半の健闘を祈りました。
しかし前もまともに見えずによく走って来られたものと感心します。
GOAL時にもいましたが、はて？マスクは脱いで走っていたのか疑問に思いました。
ここまで約２時間30分もかかってしまった。
帰りは下りが主といえど前半よりも時間はかかることは実証済み。
疲労度が全く違います。
前半の貯金をいかに貯めて、後半の失速にいかに補えるかが大事です。
それでも完走できるか心配な時間のかかり方です。
地味にアップダウンが続きます。
本当に前後にランナーは見えなくなります。
それでもエイドは充実していて、コカコーラ協賛だけあってか全てのエイドにコーラが給水として置いてあります。
これは本当に助かったです。
ただ本当にこのコースはキツい。
飛騨高山よりもツラいと思う。
わざわざ遠方から来たから、絶対に完走はしてやるぞ！と思いますが、近隣だったら多分やめて放棄したでしょう。
後半はとにかく抜かれまくりです。
もちろん今までのワーストレコードです。
制限時間には間に合いましたが、仮装のせいにしてもいいのでしょうが、自分でも自分を褒めてあげたいくらいです。
とても手作り感満載の温まるマラソン大会でしたが、2回目はパスします。
というかおそらく完走できないでしょう。
ちなみにこのマラソン大会では完走証のことを”脱藩認定証”としています。なんかカッコイイと思う。
