大荒れの天気の中、参加してきました。
これは自分の中では大きな意味があります。
それは申し込めば誰でも10㎞走ることができること。
当然にタイムも着順もないです。
国内ではまず小学生に長距離を走らせる大会はありません。
きっと成長段階におけるケガやら、競技進行上にいろんな問題があるのでしょう。
標題の通り「全国」という頭文字がありますが、合わせて500人くらいのマイナーな大会です。
しかも予報の通りの「大雨」です。
カッパ持参というか装着して走ります。
というか殆ど意味がないほどの雨でしたけれど…。
それでもエントリーする人はいっぱいいました。
10時の号砲でスタート。
当然に小学生の参加はいなかったようです。
しかも7歳児が走っている姿をみて、周囲は驚きと応援が凄かったです。
最後尾からのスタートでしたが、それでもみるみるうちに前のランナーでさえ見れなくなりますた。
5年生のお姉ちゃんには、制限時間で引っかかるかもしれないから自分のペースで早く行くように指示しました。
当然私は、ボウズの伴走でくっついていきます。
四方八方からの強風と大雨で前も満足に見えません。
しかも昨日よりも10度くらい寒い気温です。
4㎞と8㎞の地点で給水がありましたが、それも寒くて口にできないくらいです。
時計は1時間15分をまわった辺りで残り1.5km。
制限時間は90分です。
多分ダメかな？と半ば諦めていましたが、ボウズはそれでもがんばって足は止めなかった。
それでもまだ最後尾には60代後半のオバちゃんがいましたが、こっちのペースが下がってきたのか、向こうのペースが上がってきたのか、残り1㎞で並ばれた。
その後ろにはリタイア収容車がハザードつけてゆっくりと迫ってくる。
ボウズも踏ん張って走る。
周囲のスタッフも見守りながら伴走する。
これは素晴らしい光景だ。
そしてオバちゃんに抜かれるも意地になって抜き返すボウズ。
完走!!
ゴールタイムは1時間27分。
親バカながら、久しぶりに感動しました。
大会役員も7歳で完走は聞いたこと無いとビックリ！
このコースでの大会は今回が最後とのことでした。
次回からは湖畔を周回するようです。
帰りは併設された温泉で暖まりました。
