それは食い倒れの街ならではの大会です。
まず次回出場は無いと思わないといけないマンモス大会です。
仮装は止めようと案内にも書いてありますが、強制ではありません。
せっかく用意をしたので重たいですが(約10kg)チャレンジしました。
前日のEXPO受付はスゴい熱狂。
いろんなブースでから試供品をもらってきます。
午前9時スタートですが、3万人のランナーが集まってきますので、何事も早めに行動しないといけません。
1時間前の8時には定められたエリアで号砲まで待機です。
気温は23度…。さすがに走る前から汗がタラタラ。
なんだかシャッター音がスゴいです。
かなりの注目です。
特に台湾、中国、韓国人から写真を撮られまくり。
記念なので私も頼んでみました。
カメラクルーまでやってきてインタビューもされてしまった。
何だか騒がしくなって係員がやってきた。
「これ着て走るんですか?」
「はい…」
「他のランナーの走行に大きな支障をきたすと思われるのですが…」
「いえいえ・・・邪魔にならないよう端っこを走りますから」
「脱ぐわけにはいきませんか?」
「えっ!?」
「どうしてもいうならば、最後方ブロックからのスタートとさせていただきます(キッパリ)」
「わかりました。余りに目が余る場合は再度声を掛けてください。そのときはご指示に従いますから」
冗談じゃないっつうの!
この仮装で最後方なんていったら、ロスタイム30分みてギリギリだよ。
あまり目立つのも考え物だ。
なんとかこの場はおさめることができた。
ようやくスタート地点を踏み込むが、号砲からすでに20分が経過。
いろいろと大阪ナニワの風景を撮りたかったが、走っている間にもランナーたちにも驚かれ逆に被写体に。
当たり前だが、沿道からも「マイク〜〜!!がんばれ〜(^^)!」の声援が。
それにも手を振って応えないといけないので、カメラは一緒に来た友人に預けた。
最初のうちは伴走してくれたが、ランナー多すぎてはぐれてしまった。
給水は2.5kmにありますが、如何せん暑い。
そのたびに止まって補給します。
頭の中には大まかのコースが入っていたのですが、もうスッカリ飛んでしまっています。
それにしても応援はスゴい。
とても頑張れてしまいます。
言葉は悪いが、目立った者勝ち?。
注目はけっこうあびていたように思います。
「どこから来たん、宮城? エラいこっちゃ、そんなカッコで。がんばりや!」
同じような格好したランナーから声を掛けられました。
もうどこを走っているのかわかりません。
よっぽど脱いで走ろうかと思いました。
汗とガンガン照りつける太陽で、前がよく見えない。
これ危ないんです。けっこうの数で歩道にランナーが熱中症で倒れていた。
もちろん救急車も大忙し。
それでも気が抜けないんですよ。ギャラリーが多すぎて…。
初めからもちろん記録は狙っておらず、完走賞とメダルが目的です。
しかし、いつしか5時間ペースランナーにも抜かれ、残り2kmでは6時間ペースランナーにも(悔しい)。
なんとか、最後は力振り絞ってゴールしました。
自己最遅の6時間超えのタイムでした。
でもすっごく楽しかったですよ。
また出たいと思う大会です。