震災被災者枠で招待されました。
テレビにも映り、スタート前のスピーチもさせてもらいました。
そして次の日の新聞にも。
４時に起床。
昨日いっぱい食べたのに、なぜか空腹。
朝食用に買っておいた「おはぎ」を口にする。
確か腹持ちのいいものを食べると書いてあったので。
いつもはあんこ餅など食べませんよ。
シャワーを浴びて着替えの前にスピーチ練習。
タイムは巻いて巻いてのギリギリの４５秒まで縮まった。
よしこれで何とかなる…。と納得してから。
ゼッケンつけたりして着替えにはいる。
６時に友人とロビーで待ち合わせ。
ここから歩いて約１５分。
アップ代わりに歩いていく。
買い物も済ませてだいたい６時３０分くらいに会場に着くが、すでに関係者がいっぱい。
更衣室で着替え昨日に約束していたTV局の取材に向かう。
何だか悪いことして謝っているような光景。
もっとしっかり背筋を伸ばして答えれば良かったと後悔。
ひとり川に向かって練習する自分。
ぶつぶつ言っている光景は周囲には「危ないやつ」と思われたに違いない。
知事（大会実行委員長）より挨拶が始まる。
次に招待選手がふたり。
続いて宮城親善大使のお姉ちゃん。
その次に私がマイクをとる。
地面は昨日の雨でグチョグチョです。
そして霧雨が少し降った中でのスタート。
気温は１７度、これから正午にかけ25度くらいまであがるという。
５キロくらいまではノロノロ。
体力温存のために流れに逆らわずに走る。
20キロまではkmあたり5’35くらいのペースで走る。
何とか30キロまでは保ちたい。
しかしそうはいかないのがマラソン。
25キロあたりから足が異常に重くなる。
止まらず完走の目標がここで破れる。
歩いてしまった。
こうなるともう足が効かなくなる。
30キロあたりまでstop & goの連続。
至る給水所や給食所で飲んだり食べたり…。
これじゃダメだと思い、給水では止まってもあとは走ろうゆっくりでも。
それでもあとからあとから抜かれまくり。
とうとう40キロ地点で４時間30分のペースランナーにも抜かれる。
「情けない…」
圧倒的に30キロ走の経験不足です。
ハーフまでは120分くらいはLSDできたのだけど、走り込み不足でした。
ゴールはグロスタイムで４時間36分。
何とか30分は切りたかった。
ゴール後に嬉しかったのは「バンザイ隊」による万歳三唱。
これは気持ちよかった。少し恥ずかしかったけれど。
それにしてもこの「とくしまマラソン」の運営は最高でした。
