田沢湖マラソンに行きました。
3年前に20㎞の部に出て以来です。
昨今の土砂崩れで一部コースが変更となっていますが、距離も制限時間も変わりはありません。
前日の夜9時頃に最寄りの高速道路SA(紫波)で車中泊します。
前回は朝5時着でも会場周辺駐車場が枯渇して満車でしたので、朝4時に田沢湖スタート前の駐車場を確保。
7時の受付まで3時間さらに爆睡しました。
暑くもなく寒くもないちょうど良い天気が重なり、起きたのは8時過ぎ。
焦ってエントリー会場に行き受付を済ます。
このあたりから台風の影響か、小雨がポツポツと…。
おそらく天気予報通り雨だろうと確信。
100鈞のカッパを着込んで10時のスタート地点に並ぶ。
きっと蒸し暑くなるだろうと思い、片袖なしのシャツで走ることに。
フルは1,000人くらいだからストレスも少なくスタート。
今回も5時間制限のなか、心地よい緊張感が奮いだたせている。
前半は市街地を走り、後半は湖畔を一周するコース。
いきなりスタートから長い下り坂。
快調に飛ばすも、帰りの20㎞地点あたりではこの坂をまた登るのか?と考えたら体力温存しないといけないと諭す。
市街地と行っても、台風の影響もあり、片田舎なので駅前も閑散としている。
キロ5分30秒くらいで走っているも、時間が経つにつれ雨脚が強くなる。
何だか同じような風景ばかりなので、早く後半の湖畔に行きたいと思うようなコース。
やっと半分の22㎞地点。ここで2時間30分を超えると関門アウト。
しかもスタート地点のけっこう長い坂路なので精神的にもきつい。
やっぱり歩いてしまい、2時間5分くらいで通過。
湖畔一周は意外とフラットであることを3年前に知っているから、精神的にも楽である。
時刻も12時を過ぎてきたが、気温は上がるどころか、風も強くなり雨が顔に突き刺さってくるようになり寒い。
今年の参加レースは本当に雨ばっかりだな…と自らを悔やむ。
30㎞地点で3時間30分の関門ありだが、ここは余裕で通過。
非公式だがここの関門をクリアすれば、フィニッシュまでさせてくれるそうだが、あえてそれに甘えず制限時間以内のゴールを目指します。
たつこ像を通り越して、そびえ立つのが35㎞過ぎから始まる大きなアップダウン。
もう頭から足のつま先までビショビショだからいいんだけれど、かなりの疲労が蓄積している。
ここで禁断のウオーキングが始まった。
登りは歩きで、フラットになったら走って、下りは脱力全快でブレーキもかけずに全速力で…といった感じでくり返す。
40㎞の給水所では、おにぎりも振る舞われ大変感謝した。
給水は5㎞ごとにあり、スポンジはまたその中間いわゆる2.5㎞おきに配っている。
しかも水もあるので、実質2.5㎞ごとに給水はあるということ。
時間が経つにつれ雨が強くなることがわかっていたので、とにかく早くゴールしようと思った。
しかしおにぎり食べてからのあと2㎞は本当に長かった。
一生懸命に走ってはいるけれどなかなかゴールにまで辿り着けなかった。
やっとゴールしてタイムは4時間33分。
けっこうタフなレースだったけれど、終えてみて自信につながった。
予定では抽選会がありましたが、早く帰りたかったので完走証をいただいてクルマに乗り込みました。
帰路につく人が多かったので、残っていた人は当選のチャンスが大きかったのかも。
あと予定では今年3レース。全県制覇にむけて頑張りますよ(^^;)