「ちばアクアラインマラソン」に出場しました。
記念すべき第1回大会です。
千葉県側の陸からアクアラインの橋上部分4.4キロを通り、人工島「海ほたる」で折り返す42.195キロのフルマラソンです。
日本国内では初めて高速道路を完全閉鎖してのマラソンコースです。
アクアラインがイベントで通行止めになったのは’97年の開通以来初めてですから、これは大変貴重な体験をしたことになります。
最寄り駅の木更津駅から徒歩で20分以上…フルを前にかなりきつい(>_<)
＜見にくいけれども仮装デビルマンがいた＞
＜走る前に荷物を預け記念撮影＞
風速１０メートル以上が見込まれる場合は橋上の走行は中止されることになっていたが、この日は雲一つない秋晴れで、橋上の風速は２メートル未満。それはもう360度海のパノラマを楽しみながら走りました。
私はDブロックスタートでしたが、友人と仮装RUNするためJブロックの彼とともに、ほぼ最後方からスタート。
それは号砲から約20分遅れでスタートラインを踏むことになりました。
＜千葉真子や小出監督・健作知事などいました＞
約15000人のランナーでしたが、そんなに厳しい渋滞はなく走れました。
というより記録は意識せず、完全に楽しんで走ろうと思ったので、制限時間による関門封鎖との戦いでもありました。
アップダウンは激しくあり、海ほたるの往復だけでもけっこう起伏はあります。
ましてや、この集団ランナーグループではカメラ片手に写真を撮りまくっています。
私もそのうちのひとりでしたが、アクアラインを下りて市街地にコースを移した辺りから、疲れとビューポイントがなくなったので止めました。
中間地点からポツポツと歩いているランナーが多くいました。
暑さもあって、仮装ですから私もかなりきつかったですが、関門封鎖●●分前というアナウンスを聞いてから、これは今までのペースではアウトかもしれないと思い始めました。
参加料10000円、往復の新幹線をはじめとした交通費、それに仮装したのにリタイアというプライドを考えたら前に進まずにはいられません。
骨折した右足もグリグリとテーピングしての強行出場です。
だんだんと痛みが出てきて本当にどうしようか葛藤しました。
＜アクアライン入り口まであと少し…＞
アクアラインはもちろんランナーしか入れないので沿道の応援はなかったのですが、それ以外はかなりのひとが応援に来て埋め尽くしていました。
「マリオ～頑張れ～」の子供の声にはできるかぎり応えたくて、ハイタッチはほとんどのひとと交わしました。
初めて経験ですが、これも頑張りすぎると腕やら肩やら本当に痛くなるんです。
そして手のひらも腫れ上がって痒くなったりして。
でも今日はお祭りなんだから完走だけはしようと決めていました。
＜自分の足でゲートインだよ(/_;)感激!＞
＜海ほたるPAまであと2キロ…でも中間地点ではないんだよね(^_^)v＞
＜復路のアクアライン走行…あと少しで終わりと思うと悲しく(-_-;)＞
ラスト5キロくらいの坂は本当に辛かったです。
この辺りでようやく千葉県の銘菓が給食で出てきました。
ここで手を伸ばそうとする前に、スタッフのお姉さんから給水やお菓子をたくさんもらったりするから選べない。
「マリオなんだから、いっぱい食べてゴールするのよ」なんて言われる始末。
でもあんパンやクリームパンを10個ももらっても食べられないよ。
悪いけれど、ゴミ箱にポイしました。
運営に携わったスタッフには本当に感謝しています。
＜一気にふっとばしてゴールフィニッシュ＞
＜完走メダルです!(^^)!＞
＜良かったところ＞
・何と言ってもアクアラインを自分の足で走行できるうれしさ
・多くの沿道の声援と携わるスタッフの意気込み
＜改善点＞
・会場までのアクセスの不便さ（駅⇔会場をシャトルバスを出すなどあっても良いのでは）
・更衣室や荷物預かり所からスタート地点までの距離（かなりの移動距離を歩きましたね）
・スタート時間を1時間早くしてもいいかも
