オレを憎め!オマエなんか大嫌いだ

オレを憎め!オマエなんか大嫌いだ!

親や上司とうまくつき合いたい逆転の発想

”自分から細かいことを報告してしまえば、相手は何も言わなくなる”

息子や娘がいくつになっても子供扱いして、あれこれと指示を出してくる親は昔よりも増えてきている。
私は世間で言うアラフィフ世代だが、自分が子供の時も例外ではない。
学校に行っている頃はあれこれ言われるのが面倒くさくて、どうしたらうるさく言わせないようにできるかばかりを考えていました。

正面切って「うるさい」と言ってしまえば簡単だがカドが立つ。
そこで親の気持ちを否定しない、はぐらかし方を考えたのが中1の時。
「宿題は終わったの?」「テレビゲームの前に勉強済ませなさい!」
など言ってきそうな親に対して
「今日ね、数学で三平方の定理っていうのがあって、これは高校行ってから詳しく習うんだけど、タンジェントの数値を求める問題にどうしても引っかかって分からないんだよね、関数の値を求めるにはさ・・・」
と細かいところを先に親に報告してしまう。
ココで言う内容は、聞いた相手がチョットうんざりするくらい細かく具体的なほうがより効果があること。
親からしたら、関数の数値?タンジェント?私も分からないわ。でもとにかく難しいことゴチャゴチャ言っているから「一応はガンバって勉強しているのね」と納得します。
その結果、何も言わなくなりました。

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つまりは、相手の目的や狙いを考え、先回りしてつぶしてしまえばいい。
あなたを成長させたい、成功させたい、そういう欲求があるからうるさく言うわけです。
これは自分が親になったから分かること。
うるさい親に対する対策は、うるさい上司にも使える。
細かいところを気にする上司は、細かいところしか見えていないことが多いもの。
大枠が見えていないか、もしくは大枠と詳細だけを気にしていて、中間のことはどうでもいいというひともいる。
だから、そうした相手のパターンを読み取って、相手が気にする部分をいちいち報告してあげて、欲求を満たしてあげればいい。
そうすれば、いちいちチェックされてイライラすることも減るし、相手の欲求を満たすことであなたも上司の束縛から逃れられるということ。

こんなことを幼き頃から悟っているから、自分はやっぱりサラリーマンには向いてはいなく、チョット扱いにくい人間なのかもしれない。

もう一度言うと
自分から細かいことを報告してしまえば、相手は何も言わなくなる
覚えてくと楽になれます。