オレを憎め!オマエなんか大嫌いだ

オレを憎め!オマエなんか大嫌いだ!

構造変更登録と車検【準備】

初年度登録より13年超した古いガソリン車(ディーゼル車は11年超)の自動車税は15%重課されます。
自動車重量税においてはなんと40%も重課。
マイカーは3.7Lガソリンエンジン。
維持が大変だ(..;)なんとかしなければ。

f:id:mitchel-uehara:20210621095041p:plain

平成28年末頃に貨物車登録の要件が緩和されて、乗用車でもブレーキテスト証明が不要となりました。
これでハードルはかなり下がったので、乗用車から貨物車に構造変更登録しようと考えました。
条件にはいくつかありますが、下記のサイトが一番わかりやすいので参考に。

貨物車登録するには車検を取り直さなければいけませんので、それに合わすのがセオリーだと思います。
いまの乗用車を一時抹消して、新たに貨物車として新規登録する流れとします。

f:id:mitchel-uehara:20210621095232p:plain
マイカーは5月末が期間満了。
しかし、例年ゴールデンウィーク明けには自動車税のキップが送られてきます。
そうなると一旦は乗用車1年分を収めてから、あとから還付手続きをしなければならないという資金調達や時間がかかります。
ですから実行するならば3月上旬にすることを勧めます(自動車税は4/1現在所有者にかかるためと3月中~下旬は車検場激混みです)

●用意するもの●
印鑑証明書2通
実印と認印
車庫証明書
前年度の支払い済み自動車税納付書

▲あれば良いもの▲
仮ナンバー
バインダーとクリアファイル含めた筆記用具
簡単な工具
最大積載量ステッカー

まず車体の形状は基本「ステーションワゴン」であることが前提。
箱型・幌型はアウト!車検証で確認してください。
輸入自動車のフレーム4WD(シボレーアストロやチェロキーなど)はできない場合がありますので確認しましょう。
業者に頼まなくても、知恵・労力・材料と平日休みがとれれば個人でも可能です。
それから使用者と所有者が異なる場合は、手続きでいろいろと面倒なので同一にしてから進めてください。

詳細は上記のリンクの通りですが、サード(セカンド)シート外しはある程度の優秀な工具が必要です。
安全上、特にシートは高トルクで締めてあるので、整備工場などの高性能インパクトドライバーでないと外れないかもしれません。
何かの作業のついでに頼むといいかもしれません。

セカンドシートの固定はワイヤー外すかステー等でボルト止めになると思います。
キチンと動かないか確認されますのでしっかりと。
最大積載量の関係でセカンドシートの一部を残す場合は左側を残します。
逆ですと指摘され不合格の可能性が大です(日本は左側通行のため運転手以外の乗降は左側が推奨のため)
どこを起点にして計測するかですが、運転席助手席を一番前にして背もたれを垂直に戻した状態からでした。
荷室面積が確保してあるか計測して臨んでください。
検査官もお役所仕事ですが、何も落とそうとしているわけではありません。
逆に言えば杓子定規な対応ですので、それに合わすしかありません。

様々な理由で認められなく、稀に立腹して御託を並べる輩もいます。
彼らも自分の判断だけでは無理な場合は、他のラインを止めてでも別の検査官を呼んで、時には多勢で協議します。
そうなると大方やり直し(再受検)のことが多いです。
食い下がって反論しても覆りません、時間の無駄です。
必ず理由を述べて諸元欄に記載しますから、検査場の駐車場で即時に対応できるなら直して、どうしても物理的に無理な場合は持ち帰って、再検査に挑んだ方が大人というものです。
ですので簡易な工具は持参しましょう。

乗車定員3人までは貨物、4人以上で貨客兼用となり自動車税額が2倍違いますが、それでも乗用車よりも全然安いです。
ほとんど自分しか乗らないのであれば、思い切ってセカンドシートも取り払い定員2名乗車でも良いと思います。
ウチでは子どもも大きくなり7人フル乗車は今後もないので、貨物登録に踏み切ったことも背景にあります。
正直、完全に趣味の領域です。

=各運輸支局や検査官によって解釈が異なりますので、必ず確認してください=
>>>つづく