長崎県の世界遺産でもある端島(通称:軍艦島)への渡航記です。
一緒に写っているのは船長兼オーナーです。
いくつか軍艦島への上陸・周遊ツアーがありますが今回は軍艦島コンシェルジュにしました。
慌ただしい一日から始まります。
午前便が10:00出港。
できれば前泊すればベストですが、諸事情もありなかなか思うようにはいきません。
金曜日の仕事の後に東北新幹線終電で実家に泊まります。
でも直ぐに(ほぼ寝ていない状態で)始発山手線で出発。
羽田発6:50⇒長崎着8:45で飛びます。
オールエコノミーのソラシドエアです。
定刻に長崎に到着。
直ぐさまにリムジンバスに乗り継いで長崎駅の手前の長崎新地まで行きます(約40分)
徒歩15分くらいでツアークルーズ船の受付があります。
ギリギリで受付できました。
春休みのせいもあり、予約は1ヶ月まで埋まっています。
船は満員(200人くらい)で出港。
半分は外国人旅行者(うちアジア系が半分くらい)で日本なのかこの船内は?という感じ。
座席は早い者勝ちなので、行きはできれば2階席の左舷側を確保できればベストです。
たくさん良い位置での写真が撮れます。
船内から撮影。
30分くらい乗船時間の後、島に降ります。
ただいま4社がクルーズできる船を持っていますので、それぞれの客船の滞在時間が決まっていると思われます。
だいたい40分くらいで、見学できる範囲は決められており勝手に自由に歩き回ることはできません。
ガイドの説明を約3箇所に渡って聞いて回ります。
本日のガイドは実際に炭鉱の仕事に携わった方で、リアルに苦労話や生活味ある話が聞けました。
ほとんどのひとは写真やビデオを回して楽しんでいます。
写真は構わないが、動画のアップは厳禁ということでした。
見学できるところは本当に限られており、それも島の南西部分だけで柵も設けられています。
昭和49年の閉山から40数年経っていますから、至る所すべて朽ち果てています。
しかし、7階建ての建物が戦前に建てられるなど当時に建築レベルの高さに敬意を払います。
この日は本当に天気も良く、それでいて風も弱かったので船も揺れずに潮風も気持ちが良かったです。
船長もこんな好天は年に数回しかみられないと言います。
「進撃の巨人」実写映画版の撮影に一部にここ軍艦島が使われたとなっていますが、とうとうそれがどこだかわかりませんでした。
可能ならばもう少し見学したいなと思いましたが、これだけの建物を保存することはこの先に長崎市だけでは困難なようで、3棟を除いて保存管理はしないようです。
もっと早く来ていればよかったなぁと後悔。
またこの4月から値上げとともに、未就学児は乗船できなくなりました。
次のクルーザーの船会社が来たようで、入れ替わりのため帰りの時間となりました。
帰りの船も早い者勝ちですが、行きほど重要視しなくても…。
ジャンケン大会もあり添乗員に勝ち続ければアイスなど商品が貰えます。
パターンがありグーちょきパー順で出していましたから、それに応えて出せば残れるかも。
港に12:00過ぎに着。
船酔いもなく有意義な軍艦島クルーズでした。