ツールド東北2015に出場しました。
参加したのは北上フォンドの100㎞の部。
雨模様の中でしたが、なんとかゴールしましたので備忘録として載せておきます。
指定駐車場から会場の石巻専修大学まで10㎞もあります。
もうここから私たちの中ではレースが始まっています。
会場に着いたときには汗がタラタラ・・・
スタートは1分おきのウエーバー方式ですが、タイムを競うわけではないのでのんびりです。
それにしても、3000台近くのマシンが所狭しとスタートを待っています。
汗が引いてきてやや寒くなっています。
上着や補給食などバックに詰めて走ることにします。
私たち親子は7:18にスタート。
まずは20㎞先の女川エイドへ向かいます。
団子状態でばらけずに約1時間くらいかかって到着。
女川エイドで最年少ライダーとしてインタビューをうけます。
「記者:最年少出場者だと思われますが、お名前と年齢、どこから参加したか教えてください♪」
「息子:(名前と登米市から来た)年は12歳です」
※本当は10歳ですが出場できるのが中学生から出場なので詐称ですスイマセン
お父さんは付属みたいなもの。
子供がメインにいろいろ聞かれます。
FM女川、TBS、NHKなど・・・でもこれってON AIRはともかくニュースで流れるのかな?
とにかく時の人でした。
最後に曲のリクエストがあればと
エアロスミスのWALK THIS WAYと答えていました。
次のエイドは約20㎞先の雄勝です。
このあたりからアップダウンが続いてきます。
根性なしの私は登り坂で降りて押して歩き、下り坂では全快に疾走する繰り返し。
反対にボウズはどんな坂でもギアを入れ、ゆっくりと進んでいきます。たいしたものです。
雄勝のエイドではホタテ。前の女川ではつみれ汁と、海の幸が満載です。
但し、あまり休憩しすぎると関門がありますので注意です。
ここから25㎞先に神割崎でお昼のエイドの予定。
しかしリアス式海岸だけあって、アップダウンが本当に激しい。
心はボロボロに折れかかっています。
サドルにエアクッションはつけたのですが、股間や尻が本当に痛い。
また痛みを越して、陰茎の付け根が痺れます。
途中で小便をしますが、痺れていて排尿意識がない。
きっと漕ぎ方や体重移動がおかしいのでしょう。
第3エイドの神割崎に12:00前に着きました。
ここでシーフードカレーが振る舞われます。
希望者にはドリンクブースでノンアルコールビールも支給されます。
ちなみに協賛はサントリーなので、ドリンクもDAKARA・なっちゃん・伊右衛門・CCレモンなどです。
けっこう後ろの方だと思っていましたが、まだまだあとからライダーが昼食を食べに来ます。
小雨も降ってきたこともあり、ここを折り返して帰路となります。
次は北上エイド15㎞ほど走ります。
ゴールまであと半分弱です。
9月ですが、そんなに暑くはなく午後も3:00を過ぎると自転車漕ぐには半袖では寒くなります。
行きはあまり感じませんでしたが、帰りは風向きが変わり漕いでも戻されるような感じ。
とにかく後ろからドンドンと抜かれまくりです。
でも本当のサイクリストってマナーがいいです。
初めて知ったのですが、手信号があるんです。
これはいい勉強になりました。
風もあってか㎞あたり7~8分のペースです。
マラソンのペースと変わりません。
また走ってきた道をまた戻るのか・・・といった残念な思いも入っていることもあります。
なんせアップダウンが多いですから。
北上エイドには2:00くらいに到着。
ここではホヤと茶碗蒸しをいただきますが、私的にはどうも合わない。
私でダメなものは当然にボウズにもダメなわけで、彼には補助食のカロリーメイトをあずけます。
肌寒さと眠気、程よい満腹感が行路を邪魔します。
サイクルコンピュータでは95㎞走行しています。
もう関門の心配もないので、本当にゆっくりと漕いでいきます。
何となく見慣れた風景が見えてきます。
どこでも沿道の応援が途切れません。
そして追い抜いていくマイカーやバスからも声援が聞こえてきます。
FINISHは両手を繋いでGOALです。
GOALの瞬間をall sportsより・・・
約8時間かかりました。途中の休憩も挟んでですが。
しかしこれで終わりではありません。
ここから10㎞先の駐車場まで、漕いで走らないといけません。
走行距離は合計120㎞となります。
来年ですか?
同じところは2度は走らないことにしています。了
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前列3番目のショッキングピンクTシャツがボウズ。
その後ろのガッツポーズが筆者。
ツールド東北について。
まず前日に受付に行かねばなりません。
自宅から三陸道経由にて石巻までクルマで約30分。
指定駐車場に止めるよう書かれていますが、近隣の公園でもOKです。但し、15分くらい歩きますが、10㎞先の指定駐車場よりは全然ラクのはず。
マラソン大会と同じでいろんなブースが並んでいます。
サイクル関係、ツアー、ご当地グルメなど・・・。
地元の人にとってはあまり興味はなくスルーとなります。
自転車配送サービスを頼んだ人はここで受け取り。
何でも言えることですが、サイクル関係の一切はすべて高い。
配送料金だってバカになりません。
ある程度のお金をかけられる人でないと、この趣味は続けられないと思います。