佐賀で走ったのに、観光は長崎というなんかとんでもない旅です。
宿泊した鳥栖から、約150キロ西へクルマを走らせます。
なんだかんだで相棒のワゴンRレンタカーは600キロ近くこの旅で頑張ってくれました。
給油も返却時の1回のみでかなりの経済的なクルマでした。
昨日とは変わって寒いです。
10℃くらい違うと思います。
ジャンバーがないと冷えます。
日本最西端の鉄道の駅に到着です。
駅構内には小さいですが、鉄道博物館があります。
記念切符を買いました。
やはりマニアはいるようで、平日の朝9時なのに同じような輩がいました。
これで鉄道パターンでは
最北の稚内駅。
最南の枕崎駅。
そして今回、最西のたびら平戸口駅。
あと残すは、最東端に位置する東根室駅となります。
ここはもう夏にしかいけませんね。
この駅は無人ではないですが、始発駅でもありません。
ただ周囲には本当に何も無く、タクシーがぽつんと2台くらい止まっているだけです。
お次は長崎平和祈念像。
被爆10周年にあたる1955年8月8日に完成されたもの。
神の愛と仏の慈悲を象徴し、垂直に高く掲げた右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を、横にした足は原爆投下直後の長崎市の静けさを、立てた足は救った命 を表し、軽く閉じた目は原爆犠牲者の冥福を祈っている。
像の高さ9.7メートル、台座の高さ3.9メートル、重さは約30トンあり、鉄骨を芯にして、青銅製のパーツをステンレスのボルトで縫ってあり、右手の人差し指には避雷針が設置されている。
ガイドによれば、像の右手が天空を指していることから、平和祈念像が爆心地であるとの誤解がありますとのこと。
正確な爆心地は、平和公園の南端(原爆落下中心地公園)に建てられた「原爆落下中心地碑」にあります。
また像のモデルはハッキリと特定されておらず、過去に長崎県に住んでいたこともある力士・プロレスラーの力道山とする説と、徳島県脇町出身で柔道・レスリング等の指導者であった吉田廣一という説があるそうですが、本像台座後部に刻まれている作者の言葉には「顔は戦争犠牲者の冥福を祈る 是人種を超越した人間 時に仏 時に神」と書いてあり、顔貌は特定の人種の特徴を表さないようにしたとされています。
続いてオランダ坂。
重要伝統的建造物群保存地区「東山手」の一部であり、急な坂が目立つだけあり、活水女子大学入口にある坂です。
佐賀県のマラソン大会なのに観光は長崎県、そして宿泊は鳥栖市のホテルでした。
チサンイン鳥栖という「ソラーレグループ」系列ホテルですが、小学生までは人数にカウントせず大人料金のみで宿泊可能なお得なホテル。
子どもはロフトで大人は下のダブルで・・・。
天井が高い分、圧迫感なく最適でした、ただ寝るだけでしたが。
また利用したいと思います。