オレを憎め!オマエなんか大嫌いだ

オレを憎め!オマエなんか大嫌いだ!

闇金ウシジマくん

偶然、飲食店にあるマンガを手に取ったらハマった。

これは大人買いするしかない!

全巻揃えると46巻で完結。

近所のブックオフには無かったので、オンラインブックオフで7,800円送料込み。

1日1巻のペースで読んで楽しもう。

似たような金融マンガで『ミナミの帝王』も集めていたが、150巻で購入をやめてしまった。

現在は178巻まであるらしいが、ワンパターン化して読書意欲が湧かなくなってそのまま放置。

あれ?ウシジマと萬田銀次郎はどちらが金融屋としてエグいのだろうか。

前者は“トゴ(10日で5割)”の利息を条件に融資する、自他ともに認める闇金業者。

「人並み以下でありながら人並みの生活をしている、クズの人生に終止符を打つ職業」と闇金の価値観を語り、「世の中は奪い合い。俺は奪うほうを選ぶ」と、独特なプライドを持って生きている。

後者はトイチ(10日で1割)を条件に融資し、返済が滞ると非情な取り立てが始まります。全額回収するまで容赦なく追い込む姿から“ミナミの鬼”と呼ばれ恐れられている

ゼニを持っている者が一番偉い」「命より大事なゼニ」といった価値観で、金に対する執着が尋常ではない。

ウシジマくんとの大きな違いが、結果的には“いい人”になること。
9割方、ハッピーエンドで物語が終わりのに対して、ウシジマはハッピーエンドで終わることなんて、至極稀で最後の最後までブラックな世界が広がっているとみた。

まだ暑いけれど、秋の夜長…読書の秋を楽しもう。