レバノンが舞台です。
出演者はほとんどが難民です。
主人公のゼイン君自身のいろんな過去のバックグラウンドであるとか、実際に体験したこととかを元にしてキャラクターを作り、それを組み合わせてひとつのドラマにしたというものです。
難民の子供たちを実際に取材して彼らの現実から物語にしていったという作品です。
決して笑えるシーンはひとつもなく重いんですが、1歳の赤ちゃんがまた可愛い。
そしてこの主人公がまた名演技というか役者です。
自分たちが置かれている状況自体を告訴する。ということから始まりますが、被告人は主人公の両親。
「僕をこの世になぜ産んだ?」
スッゴくツラいシーンばかりですが観ておくべきです。