いまジャパネットで欲しい物があって、本当に必要かどうか悩んでいる。
それと同時にグルメ定期便というのが気になりました。
あなたは知っていますか?
1万円くらいのサブスクなんですが毎月高級食材が届くというものです。
このサブスクの売り方が素晴らしいと言われています。
普通であれば、高級食材のサブスクを売ろうと思えば「和牛」「うに」「ロブスター」「シャインマスカット」など、それぞれの魅力や美味しさを伝えるような訴求の仕方をすると思います。
でも、ジャパネットはそういう訴求の仕方はしておらず
「孫に会えるぞ!!」
という打ち出し方をして60歳以上の夫婦に訴求するような売り方をしています。
高級食材なんて美味しいのはわかってるんだから、その味のプレゼンなんてせずに、高級食材が毎月届く。
だからその食材を使って息子、娘夫婦を招いてパーティをしたら、幸せな時間が作れますよ!という打ち出し方をしているんです。
要は「孫に会える権利」として訴求しています。
商品そのものではなくて「顧客が本当に求めているもの」を売るというのはマーケティングにおいてとても勉強になるところです。
なんだか、モノ凄い分かりやすい成功事例だな・・・と感心させられて、ショッピングはどうでもよくなってしまいました。