オレを憎め!オマエなんか大嫌いだ

オレを憎め!オマエなんか大嫌いだ!

英雄の証明

イラン映画です。
主人公は借金の罪で刑務所に収監されており、返済すれば自由の身になれる。
ある日に、主人公の婚約者が金貨17枚を拾い、それで帳消しにする予定だった。
しかし、罪悪感に嗜まれ落とし主に金貨を返すことを決意する。
それが美談となり、メディアに取り上げられ英雄に祭り上げられるも、SNSで広まったある噂で状況が変化していく過程の作品。

SNSで英雄となっても、直ぐに地獄に転落するとても残虐なストーリー。
場所は違えど、世界のあちこちで同じようなことは起きているのでは?
日本でも有名人が素晴らしいことをしているときは皆が皆、絶賛に賞賛する。
しかし、一度何か不祥事を起こすと徹底的に叩く。
人間とは「尊敬」と「嫉妬」が紙一重。
スゴく尊敬している人物に対して、重箱の隅を突くことで「弱み」を見つけて、「不祥事」へと向かわせる。
きっとそこには絶対的な「嫉妬」があるのだと思う。
見破った瞬間にパッシングする。
それが今の世界「SNS」で一瞬に拡散される。
人の不幸は密の味と楽しむこの現象は「ストレス現象」なんだろうね。
こういう時代に目立つって結構大変だったり、場合によっては損だったりする。