中1の少年が同級生へのイジメがエスカレートさせた結果、殺害してしまうところから始まる。
少年は犯行を自供したものの、息子の無罪を主張する毒母の説得で一転否認をし、無罪に該当する不処分を受けることになる。
司法は許しても世間は納得いかないもので、少年の生活は生き地獄と化す。
少年家族に世間からのパッシングは序の口で、底という底が見えないまま落ちていく。
これならば、いっそのこと正しく罰せられた方が良かったじゃないかと思うほど、ひとときも観るものを退屈にさせない展開。
実話ではなくフィクションだが、現実に起こった複数のイジメによる子供の死亡事件を参考に反映されている。
リアル10代の役者の熱演がスゴい。
商業映画ではなく自主製作であり、キャストもテレビでは観たことない方ばかり。
中でも加害少年とその母親は痛烈な印象を残します。
結論は求めぬまま「モヤモヤ感」抱えたまま終わる内容です。
キャッチコピーは「あなたの子供が人を殺したら、どうしますか？」
ある意味、最"恐"のホラー映画かもしれない。
