元ネタとなったのは、2014年に埼玉県で起きた「川口祖父母殺害事件」です。
長澤まさみが毒親を演じます。
母親と息子の共依存の関係と犯罪に至るまでの日々を描いています。
毒母は社会不適合者でありますが、そんな母から逃げることもしない息子はマインドコントロールされたのでしょう。
殺人犯した息子の刑務所の言葉「ここは安心できます。寝るところもあるし、食べる物も心配要らない」
これが哀しくてたまらない。
モンスター級の毒母を演じた長澤まさみが映画全体を支配していました。
共感度ゼロで絶望感しか残らず誰も救われない物語です。