ごく普通のファミリーパパが不注意で交通事故を起こし、刑務所（監獄）に入ってしまう。
罪状は何であれ、そこで生き残るには･･･。
酷薄無情の悪の世界で生きていくため、主人公はカラダを鍛え頭を駆使して全身凶器と化していきます。
そして監獄内のトップに上り詰めるストーリーです。
実際のロケでは本物のギャングが使われたと言いいます。
日本と違って、米国監獄ではいくつかの勢力図があってどこかに属していないと殺られてしまいます。
理不尽な暴行を受ける主人公は、刑期を終える前に殺されると悟ったのでしょう『力こそが全て』と成り上がっていきます。
そして看守がコントロールするのは扉と門で、刑務所の中を牛耳っているのはギャング連中で、この中から塀の外も牛耳っている。
それ故か、看守が囚人の指図を受けているかのような支配力も持っています。
つまり主導権は囚人が握っていると言うこと。
きっとこれは本当のことであり、残念ながらも米国の刑務所は命がけで戦う奴隷たちの収拾所と化しているのは言うまでもないことだと考えさせられます。
