2020年、幡ヶ谷原町のバス停で起きた渋谷ホームレス殺人事件をモチーフ※実話ではない
実家からは少し離れているが、同じ区内のなんとなく見たことある風景だったので、つい鑑賞してしまった。
ごく普通の女性がコロナ禍によって、突然に仕事も家も失ってしまい、居場所を求めて彷徨う姿を通して「社会的孤立」について描いている。
私はまだ恵まれていたのかもしれない。
でもまだこの先、この社会はどうなっていくのだろう。
あまり考えないようにはしているが、あと2~3年は続くのかな。
主人公のようなこんな感じの人が、2年半前にはいっぱいいたのだろう…と怒りの矛先をどこにもぶつけられないパンデミック。
ラストはなんか評価が分かれそう。
誰も救われない、消化不良の残る作品。
結局は最後まで意図は分からず、ただ渋谷区幡ヶ谷が懐かしくて観た、それだけ。
当然ですが、ミニシアターでしか上映していません。