日本初?のディストピア映画。
少子化にあえぐこの街では、45 歳以上の未婚者は市民権を失うという条例が制定されており、市民権を剥奪されると、街を出て行かなければならない。
あるいは、軍に入隊して強制的にお国の為に働く道を選ばなければならない。
この街で介護施設を営んでいる未婚のよしこ(いとうあさこ)は、45歳を目前に控えこの街から排除される不安を抱えながら、日々暮らしていた。
市民権を得ることを諦め街を出るという選択もあるが、彼女はグループホームに入居している老人たちを見捨てることができないでいる。
そんな中、介護施設に一人の身元不明の中年男性が突如として迷い込んで、この街を振り回してしまうストーリー。
レアだから?足を運んだ映画。実際、上映劇場が僅か※でもそんな珍作が私は好き。
だけど、この作品の良さが全く分からない。
冒頭の不気味なBGMと肖像画のアップが脳裏に残っただけ。
大方斐紗子の歌声も良かったな。
私が凡人だからかな?オチも含めて共感できるところがない。