年内最後の映画は「ニューヨーク 親切なロシア料理店」というヒューマンドラマ。
家族や仕事、恋愛にトラブルを抱える孤独な人々が、優しさを勇気と力に変えて、人生を再び取り戻す姿を描いています。
主要な女性キャスト二人に加え、やかな都会の片隅でもがきながら暮らす男性たちの姿も心痛く写る。
物語前半は生きていくことの厳しさが描かれ、後半は「都会の人は冷たい」という固定概念を覆す心温まるシーンが胸を突き刺します。
人とのつながりの大切さを再確認でき、登場人物それぞれが救われていく物語に、心がジワーと温っかくなっていきます。
年の瀬の寒い夜にぴったりの作品でした。