83歳のおじいちゃんが、スパイとして老人ホームに潜入する物語。
老人ホームで疑われる虐待や盗難調査のためスパイとして潜入したドキュメンタリー映画。
とある依頼を受け、老人ホーム内で行われている、虐待や盗難について調べることになります。
ほとんど使ったことのないスマホを練習するところから始まるこの物語。
私も決して他人事ではないと思え、近い将来ありうると思い勉強のために観てきました。
施設に潜入したおじいちゃんスパイは持って生まれた「 優しさ 」を武器に、どんどん施設内の人たちと仲良くなり、情報を聞き出していきました。
色んな事情があって施設に入った高齢者たちは、元気な人もいれば病気の人もいます。
おじいちゃんスパイは、施設の人たちが心に孤独を抱えていることを悟ることになります。
結局はどうなったのかは?観てのお楽しみですが、高齢者の「 孤独 」を知ることになる過程に私もどうしようも無く哀しくなりました。
何も考えずに観ていた物語も、次第におじいちゃんスパイの姿に優しさを感じると同時に、高齢者の思いを知ると切なくなってきましたね。