成田空港のArrivalラウンジも素敵なのですが、如何せん飽きてしまい散策することにしました。
私の好きな著者パラダイス山元「飛行機の乗り方」p73~行ってはいけない絶景ポイント~を参考にして向かうことに。
著者の引用と被りますが、成田空港滑走路からわずか数十㍍しか離れていない場所に東峰神社があります。
ここ成田空港は計画が発表されてから開港に至るまで様々な苦難の歴史がありました。
三里塚闘争、土地の強制収容、管制塔襲撃など…。
未だに買収のできない土地もあるようで、世界一と言われる警備予算を費やしながら機能しています。
そもそも徒歩で周辺散歩できるのか？立派な不審者扱いですね。
神社の存在を知ってしまったので、いても立ってもいられず広報を呼びつけクルマで目的地まで行きます。
道路の両側には白くて高いバリケードがそびえ、本当に進んでいいのか怖くなりますがやがて神社の祠が見えてきます。
先客か２台のクルマが止まっていました（公安ではないようです）汗(..;)
お参りをして離発着便を待ちますが、こういったご時世であって減便のいま、なかなか飛行機がやってきません。
ここに立つととても異常な雰囲気を醸し出してくれます、行った者しか分からない。
Googleマップで確認するとこの神社はB滑走路の南端にあり、コレと東峰地区を手に入れない限り、滑走路をこれ以上伸ばすことはできないので非常に重要な意味を持つ場所であることが分かる。
農民を締め上げ、強制的に土地を収用しようした手法は何処ぞの国と変わらない(ﾟДﾟ)
それにしてもスゴい爆音と頭の上をすれすれに通っていくよう飛行機が撮れました(ホントはジャンボ機が撮れれば良かったですが)
帰路に確認しましたが、バス停もあり(5本/日)徒歩でも行けるようです。
警ら中のパトカーや護衛車はたくさんみましたが、以前は必須であった職質はされませんでした。
