24時間耐久レース(1966)フォード・モーター社がル・マンで常勝チームのフェラーリに勝つためには、フェラーリを超える新しい車の開発、優秀なドライバーが必要だった。
限られた資金・時間の中で力を合わせて立ちはだかる数々の乗り越え、長年絶対王者であるフェラーリ社に挑む物語。
題名の通りフォードvsフェラーリだけれど、それよりもエンジニアやドライバーを含めたレースチームに会社の上層部が絡むヒューマンドラマです。
ハリウッド版「下町ロケット」といったところであろうか。
レースシーンもエンジンの爆音にスピード感があって迫力が凄いし、駆け引きなんかも描かれていてカーレース映画としても文句の付け所はない。
そして当時の60年代の音楽(Polk Salad Annie / James Burton)などが乗っかってくるなど胸熱くなる作品です。
クルマのことがよく分からない人でも楽しめます。
