遠藤周作(原作)xマーティン・スコセッシ(監督)の17世紀の長崎を舞台にした映画。
主演アンドリュー・ガーフィールドは本当にいい役者だと感じたし、撮影技術の素晴らしさ含めてスコセッシの作り上げる世界は凄いと改めて思い知らされました。
しかしこの作品、マジメに長いです(160分)
しかも重く・暗い。
ドンパチやアクションは一切ないから、そういったのが好きな人はモヤモヤ感が残ります。
気軽に見られる映画ではないけれど、消化しなければいけないものがたくさんあります。
私は無宗派ですが、本当に胸が苦しくなる。
こういう時代が本当にあったんだと考えさせられます。
残虐シーンがところどころにあるのでR12となっています。
個人的にはキチジロー役の窪塚洋介の演技が好きだった。
本編を観る前に原作を読むことを強くオススメします。