随分前のことですが,患者さん(♀)が公立病院の会計ミスにより,48円を別途で追加請求されました。
遠方と言うこともあり,直ぐには行けない旨を伝え,支払いの期限を聞くと「いつでも大丈夫です」と断言されてしまいました。
支払期限が永遠に来ない48円の負債を抱えてしまいました。
金額も少なすぎるし,支払いの期限もないため,48円の負債を抱えたまま生涯を終えてしまいそう。
そう述懐していましたが,しばらく会っていないのでどうなったか分かりません。

この方が体験したように「期限」がなければ,人はなかなか行動を起こすのが難しいです。
いつでも大丈夫ですよ,と言われたら多くの人が延々と先送りしてしまう。
自分に置き換えて,普段の仕事でもレセプトのように提出期限が決まっていれば,忙しくても頑張って時間を作って,期限までに仕事を完了させようとします。
一方で,誰にも期限を迫られてない仕事は,なかなか手がつけられない。
これは広告を見るお客さんも全く同じこと。
広告で案内している内容に,期限が設けてなかったり,期限が長すぎてしまうと,人はアクションを取ってくれません。
コレいいな!行ってみたいな!買いたいな!
・・・と思っても,期限がなかったら後回しにされて,最終的には忘れ去られてしまいます。
その昔に実家の冷蔵庫に,クリーニング屋や焼き肉屋のOPEN割引チラシが貼ってありましたが,そのチラシには期限がなかったので,半年以上もチラシが貼られたままで,結局使われないで捨てられていたことがありました。
もし何か広告を出したり,案内をする時には必ず「期限」を設けることを学びました。
極論ですが,有効期限のない広告はただのゴミです。
でも,そう言われるくらい反応が得られなくなってしまうので注意が必要です。