山の日🎌親孝行のひとつとして山登りについて行く。
場所は山形県/面白山(おもしろやま)。
山形駅から電車で来る母を面白山高原駅で待つ。
駅下車すぐにスキー場がある、というよりあった。
2009年に故障したリフトがシーズン営業まで間に合わず、翌年以降も経営はできなく、東日本大震災を機に休止状態。
おそらく再開はほぼ無理でしょう。
駅前にコッソリと営業しているか分からない食堂兼旅館があるだけ。
当駅通過扱いとなっており、利用する人がほぼいないため、秘境の駅となっている。
券売機も改札も無し。
間違っても最終電車で下車したらいけないところ。
待合室にノートがあり、いろんな書き込みありほくそ笑む。
ついでに私も今日のこれからの出来事を書き込んでみた。
駅前にはジュース自販機がありますが、ノートによれば何人もの人間が現金を飲まれたことを述懐している。
コアな登山客しか利用しないと思うので、飲食物は充分すぎるくらい多めに持ち込みましょう。
ちなみに私は、天童高原キャンプ場に車を駐め、45分かけて駅まで歩いて母を待っていました。
その間、誰も人に会わなかった。
そして、駅に降り立った人は母以外に誰もいない。
かもしかコースですが、勢いのまま真っ直ぐ進むと遭難します。
これは駅待合室のノートを見て学びました。
必ずロープ、またはピンクのリボンのあるところ通りましょう。
とにかく奥深いコースです。
台風のニュースもあって心配していましたが、なんとか今日一日は小雨程度で済むようなのでやや巻き気味で山頂まで歩きます。
今回は、事前にトレッキングポールを使っていこうと思いましたが、20,000円くらいする立派なモノしか売っていなかったので、100円shopでシングルの杖とそのストラップを2本ずつ買いました。
値段にして550円。
もう足のほかに支えがなければ、山道登るのはもちろん下りはかなりキツいです。
約3時間かかって登頂。
駅の標高が440㍍で、山頂が1264㍍なので約800㍍登ってきた計算。
蒸し暑く汗はダラダラでますが、風が如何せん強いのでスグ乾くので、体温調整がうまくいきません。
それでも、熱中症にかかるリスクは低いので良かったかも。
山頂から30分ほど歩くと、三沢山山頂に着きます。
但し、下りが本当にキツくて足がガクガクです。
往路と同じくらい復路にも時間がかかってしまい、低山登山とは言えないです。
完全にナメキッテイマシタ。
この日、天候も関係するのでしょうが、誰ひとり山ですれ違うことなく貸切状態でした。
生まれて初です。
しばらく山登りはパスかな…来年の山の日までは。