「いもーれ」とは…奄美大島でいらっしゃい!の意味。
沖縄で言うところの「めんそーれ」「はいさーい」といったところでしょうか。
梅雨入り初日で、とにかく蒸し暑いです。
若くもないオッサンは、ムダに日焼けしてはいけないので暑くても基本は長い袖や裾のある服を着ます。
西郷どん巡礼の旅にやって来ました。
彼のように男前ではありませんが、足跡を辿っていこうと奄美大島へ。
本土の鹿児島は2016年に鹿児島マラソンで訪れました。
『西郷どん』2018年NHK大河ドラマ:オープニングのロケ地や流刑となり潜居を命じられた家屋にも訪れたいと思います。
機材はATR72(42)-600。
離島便なので小さくオールエコノミー。
驚いたのは後方が出入口ということ。
最前列指定している私は足元は広いけれど、降りるときは一番最後。
と言っても、搭乗率は15%くらい。
スカイマーク便もあってか、そちらは90%くらい。
調べたら、往復運賃1~2000円くらいしか変わらないけれど。
景勝地ではなく、人工的に作られたのか?発見したのか…ハート♥に見えなくはないが、干潮時であればGOOD。
奄美大島はとても広く、北から南をすべてクルマで廻ると行ったら2泊3日くらい必要です。
空港が北部にあり、中心部市街地(名瀬)まで1時間かかります。
空港周辺は正直何もありません。
船で行くなら、中心部に寄港するのでクルマは要らないかもしれません。
私は買い物はせず、行くべきところだけ行く日帰り弾丸です。
その前に、腹ごしらえで食事です。
空港からクルマで15~20分のところにソウルフード『鶏飯』を食べに行きます。
鶏飯とは、奄美群島が薩摩藩の支配下に置かれていた時代に、鹿児島本土からやってくる役人たちをもてなすために作られた郷土料理のこと。
簡単に言えば、お茶漬けの豪華版。
ほぐした鶏肉、干ししいたけ、錦糸卵、パパイヤの味噌漬け、みかんの皮などを、白いごはんの上にのせ、鶏ガラのスープをかけて食べます。
ごはんは少なめ、スープ多めにして、さらさらとかきこむようにして食べるのがスマートかもしれない。
鶏ガラからしっかりとったスープは、コラーゲンの旨味なども相まって、非常にコクのある仕上がりとなる。
自宅でもできると思うが、スープの調合によってですね。
でも、現地で食べるから美味しいのであり、お土産セットを購入してもうまくいかないことは生きてきた中で実証済み。
西郷南洲流謫跡と愛加那の泉に寄ります。
気をつけていかないと素通りしてしまいます。
前者ですが、奄美大島への潜居を命じられた西郷隆盛が、妻の愛加那と息子の菊次郎のために新居を建てて暮らしていた家のこと。
末裔が個人管理しているようですが(入場料200円)ず~と門扉に休憩中と出ており人がいる気配がありません。
営業していないと思われますので、遠くから写真だけ。
後者の泉は愛加那が田畑仕事の帰りに手を洗っていたであろう井戸。
手を合わせ冥福を祈りました。
そこから30分ほどで「宮古崎」へ着きます。
軽い気持ちで行くと、ちょっと大変です。
駐車場から展望台まで1.47㎞とアップダウンが多いので30分くらいかかります。
暑いですが虫も多いので肌は露出させない、そして飲料水を忘れずに(近くに自販機はありません)
入口に木の杖があるので、絶対に使ったほうが良いです。
展望台からの風景ですが、余裕があればもっと奥まで行きましょう。
是非、西郷どんの好きな人は行ってみて。
ちなみに、約10時間滞在しましたが、雨降らなかったです!でも湿度は高く、不快指数は限りなくMAXでしたが。
お土産はTOBA TOBA COLAとパパイヤ漬け。
どちらも喜界島で限定生産されているんですが、アレンジ次第でとても美味しい。
奄美空港には売っていなくて、探して購入しました。
ビールやウイスキーで割ると、下戸な私でも飲むことできました。