オレを憎め!オマエなんか大嫌いだ

オレを憎め!オマエなんか大嫌いだ!

社会福祉施設の闇

保育園児童の虐待のニュースが静岡県裾野市のほか、富山県や宮城県でも発覚して世間を騒がせています。

老人施設や保育施設、障害者施設など、ひっくるめて社会福祉施設と呼ばれています。

もう20年くらい経ちますが、ウチの子たちは運良くなのか、公立の保育所に入れて無事卒園できました。

ワタシ自身も公立保育所でした。

母はいまでも当時の保育士とプライベートでやりとりがあるそうです(゚Д゚)スゴいな

時代は変化し、官から民へ保育事業も移っていき、いまでは認定保育園と呼ばれて運営されていることが多いことを最近知りました。

この社会福祉施設って言う一括りは、真面目にしているところがもちろん多いことを忘れないでほしいですが、社会福祉法人や特養の認可は既得権益的な部分が大きく、総量規制もあるため急速に拡大、取り合いになっています。

保育園もそうだが、福祉を本気で考えていない輩が、ビジネスのために経営をするところのなんと多いというか、大きいところがあります。
そして、一族経営が少なくないところも問題。

政治家センセーの子どもが政治家を踏襲するのが問題なように、福祉に興味のない人が後を継ぐのが、この制度の一番の問題でもあります。

地域で大きく保育園に限らず社会福祉事業を大きく展開して、のちに問題が起きて自治体にいろいろ突かれて「じゃぁ、今日でやめるからいいよ」ってなったときに「あぁ、そうですか…」って訳にはいかなくなる。

「もっとやりたい」などヤル気や熱量がある人に運営を任せるなどすればよいが、社会福祉法人の特養や保育園は、一族の資産として考えているところが大きいです。

ビジネスだから、働く人に還元とか考えないところはやっぱり多くある。

ちなみに病院と違って、福祉施設の収入には天井(上限)があります。

前者は来れば来るだけ収入になりますが、後者は定員がありますからどうしたって国や都道府県からの交付金(補助金)が主として運営されているから、給料だって…考えてみれば分かることです。

ホントに子どもや老人が好きなだけでは、働いてその対価では暮らしていけない現状。

これでは福祉の問題は解決しない。

ちょっと偏った持論かもしれないけれど呟いてみた。